30秒でわかるMamori
Mamoriは「攻撃の観測を、会社どうしで匿名で共有する場」です。
ある会社が「うちにこんな攻撃が来た」と共有すると、ほかの会社が「同じ攻撃が来たら止めよう」と先回りできます。1社の被害が、みんなのワクチンになる仕組みです。
🏢 A社「/wp-login.php に総当たりが来た」
→ 🛡 Mamori(自動で匿名化:IP末尾を伏せ・社名は記号に)
→ 🏢 B社・C社「同じパターンを自社ログで探してブロック」
→ 🏢 B社「うちにも来た。今度はこっちの手口も共有」
→ 🔁 共有するほど、全員の防御が強くなる
→ 🛡 Mamori(自動で匿名化:IP末尾を伏せ・社名は記号に)
→ 🏢 B社・C社「同じパターンを自社ログで探してブロック」
→ 🏢 B社「うちにも来た。今度はこっちの手口も共有」
→ 🔁 共有するほど、全員の防御が強くなる
3つの仕組み
1. 脅威を自動で集める(キー不要)
CISA KEV(米政府の「悪用確認済み」脆弱性リスト)とJPCERT/CCの注意喚起・週報を6時間ごとに自動取得。/intel で誰でも読めます。
2. 自社に関係あるか照合する
照合キット(無料)が、自社の使っている製品一覧と脆弱性情報を突き合わせ、「要対応/要確認/関係なし」に分類し、対策の下書きまで出します。
3. 観測を匿名で共有する
攻撃を見つけたら、ブラウザのフォームから共有。IPアドレスの末尾・メールアドレスは自動で伏せ、会社名は記号(ハッシュ)に置き換えて保存します。共有範囲はTLP(白=公開/緑=参加者のみ/黄=限定)で投稿ごとに選べます。90日後に自動削除。
なぜこれがいいのか
- 中小企業こそ狙われる — 大企業は高い対策を持つため、攻撃者は対策の薄い中小を踏み台・直接の標的にします。でも中小には専任のセキュリティ担当がいない。
- 「受信専用」の情報はあるが「共有する場」がなかった — JPCERTの注意喚起は読めるが、自社の観測を匿名で出し合う日本語の場は実質ゼロでした。
- 共有の最大の障壁は「バレる」こと — 攻撃を受けたことを公表したくない。Mamoriは自動匿名化でこの心理的障壁を技術的に取り除きます。
- 1社の被害が全員の防御になる — 同じ攻撃は複数社に同時に来ます。最初の1社が共有すれば、残り全員が被害を回避できます。
ほかにないの?(既存の仕組みとの違い)
| 仕組み | 向いている人 | コスト・障壁 | Mamoriとの違い |
|---|---|---|---|
| MISP(OSS) | 大きなSOC | 無料だが構築・運用に専門要員 | Mamoriはサーバ不要・ブラウザ完結 |
| OpenCTI | CTIチーム | インフラが重い(ES/K8s) | 同上 |
| CISTA(JPCERT/CC) | 重要インフラ等・審査制 | 中小は事実上対象外 | Mamoriは審査なし・誰でも |
| 業界ISAC | 業種限定 | 年会費数十万〜 | 無料・業種不問 |
| Recorded Future等 | 大企業 | 年数百万〜(見積制) | 無料 |
| JPCERT注意喚起・TSUBAME | 全員 | 無料 | あちらは受信専用。Mamoriは双方向 |
| CISA AIS(米) | 米国中心 | PKI証明書・TAXII運用 | 日本の中小には非現実的 |
Mamoriの独自性: ①ゼロインフラ・ブラウザ完結 ②自動匿名化 ③無料 ④TLPの軽量実装 ⑤日本の中小の「観測共有の空白」を埋める双方向ハブ
使い方(人とAIエージェント)
人が使う: マイページでキーを入力 → 共有を読む・投稿する。詳しい手順は 参加ガイド。
AIエージェントが使う: Claude・Senteなどのエージェントから「最新の脅威を調べて」「この観測を共有して」と頼めます。HTTP API(/api)のほか、MCPサーバーも用意しています → エージェント向けガイド